ノートや手帳はできるだけ保管して、ことあるごとに読み返したい。しかし、なかなかできていない。

2月から3月にかけて、子どもがノートや教科書を大量に束ねている光景を目にする。一仕事終えた書類を廃棄して、新たな教科書やノートを準備する。収納スペースの少ない我が家では、なかなか、ノートを収納する余裕がないのと、子どもの考えとして、ノートはテストが終わったら不要なものなのかもしれない。

「大人のノート」、仕事で使うノートも同じかもしれず、初めての仕事に取り掛かるときは、覚えたことを忘れないように、そして再現できるように、一生懸命ノートを取り、読み返すが、一度習得すると、ノートは不要となる。私も自分用ノートをなん度も記録しては捨てていた。研究者の方なら、日付とともにノートを取り、それを保存する習慣があるのかもしれないが、ノートがデジタル化するとともに、紙のノートを記録する機会も激減したであろう。

トラベラーズノートの良いところは、書き終わったノートを保管するシステムが、きちんと整備されていることである。ユーザーの方々は、書き終わったノートの扱いをどのように決めているかは不明であるが、どのような性質のノートでも、できるだけ保管しておき、ことあるごとに振り返った方が良いと思う。それが、自分の成長や、苦労を乗り越えた軌跡を確認する作業につながるからである。

以前、システムダイアリーのシステムを全廃してしまったことを、今更ながらに後悔している。20年弱は蓄積した記録を、全て捨ててしまい、古臭い8穴のシステム手帳を全廃してしまったが、2024年の今年になり、リバイバルを果たしたときには、過去の記録をしっかり保管しておいた方が良かったと後悔している。

手帳も然り。過去の記憶を辿ることが多くなった今日この頃において、手帳をきっかけに過去を振り返ることも多い。このために、5年手帳や10年手帳を導入して、すでに11年は経過しようとしている。今はまだ、記録することが多く、振り返る機会は、同じ日に記録した過去の出来事をチラリと読むくらいであるが、もう少し時間に余裕が生まれたら、私の辿った日々を振り返るために、これら手帳を読み返したい。

投稿者 junjitee

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