本日は、子どもの教科書を購入する日だった。雨が降っていたので、キャビントロリーをグラナイトギアのザック(https://amzn.to/4989qzS)に変更して、本を受け渡す本屋に向かった。本は呆気なくお金と交換され、ザックの中に収まった。重量は、10kgのお米(https://amzn.to/3PuFkQs)ほどには重くなかったと思うが、結構足にくる重量だった。

教科書もデジタル対応するといった論旨の新聞記事を見かけたが、残念ながら、教科書に二次元バーコードが付与されて、情報の参照ができるという機能が付与されたとのことで、教科書そのものがデジタル化した訳ではないようだ。この時真っ先に「教科書利権」ということを考えてしまうのは、心が汚れている証拠であろう。

教科書は、書き込みを行いながら使ってこそ、学習内容が頭に入るのだと思い込んでいたが、果たしてどうだったか。私も35年ほど前の教科書を実家で発掘して眺めてみたが、確かに教科書や、自分が学習するときに使ったテキストは、書き込みを行ってこそ、知識を吸収できるのではないかと考えた。

教科書を収納して運搬するには、頑丈なリュックが必要であり、うちの子ども達は、非アウトドアメーカーのリュックを購入してきた履歴があった。だいたい2年くらいで壊してきた。ジッパーを壊すケースと、ショルダーストラップを壊すケースがあり、いずれにせよ、過酷な教科書の荷重や、度重なるジッパーの開閉で疲労して、壊れてしまったことと推測する。しかし今回、高校に進学する子どもが欲したのは、アウトドアメーカーの手によるリュックであった(https://amzn.to/43xpY3k)。

ノースフェイスは、ヒッピーのような岩登り愛好家によって設立され、今では一大アウトドアメーカーになっている。日本ではファッションのアイテムとして重宝されているようで、右肩の後ろにプリントされたノースフェイスのロゴが、その人にとって見えない所有欲を満たしてくれるのであろう。うちの子どもが、どのようにしてノースフェイスのリュックが欲しくなったかの過程は不明であるが、これで上手くいけば、高校と大学の7年間、重たい教科書を運搬しながら、壊れずに稼働してくれるであろうと安堵している。

あと2、3年したら、教科書も全てiPadに収まるような時代が来るのであろうが、その際は、iPadは13インチくらいが主流になるのではないか。本を読むに適した画面サイズは、私が電子書籍のリーダーをあれこれ探して色々と経験を蓄積してきたが、結果として、A4サイズがおおよそ収まるサイズが良いという結論に達した。iPadで言うと、12.9インチのiPad(https://amzn.to/4aapfYj)が最適かもしれぬ。11インチでは微妙に小さい。

そして、「本」という体裁の枠を超えて、iPadに最適なコンテンツを作成できるようになれば、今主流になっている10インチ前後の画面を持つiPadを標準とした、教科書作りがなされるであろう。そこまで進歩したら、重い教科書を本屋に買いに行くという習慣がなくなり、ますます本屋が潰れていくであろうことを予測するのは大変苦しい。

投稿者 junjitee

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