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キーホルダーに笛をつけることについて

キーホルダーに笛をつけている。4~5年ほど前から行っている。いざというときに、助けを求めるときのために持ち歩いているが、幸いなことに笛を使う機会は発生していない。

いざというときが起こった際には、身に着けているものが全てである。20年ほど前に、海外を飛び回っている、サプライヤーの営業兼代表の方が、高級腕時計と金のネックレスを着用していたことを思い出す。換金性の高いものを身に着けることで、いざというときに凌ぐためであると聞いた。

これは後付けの理由だが、2024年早々にガーミンのGPS付スマートウォッチを購入したのも、ネットに依存しない地図を携帯するという、目的を含んでいる。もちろん、電源が確保できないと、すぐに地図は使えなくなってしまうのだが。

ガーミンで購入できる地図として、昭文社の「山と高原地図」63冊分のデータを収録したものが販売されている。山と高原地図は、トレッキングを行っていた時によくお世話になったが、この地図が腕の中に63冊分も収録されるのは、驚きだ。

キーホルダーに話を戻すと、以前は、スイスのアーミーナイフ(小型版)を携帯していたが、頻繁に飛行機に乗るようになってからは、使うのをやめた。今なぜか思い出したのだが、このアーミーナイフもあまり利用しなかったのだが、とても役立った状況は、友人の結婚式に招かれたときに、友人の友人が来ていた着物の、糸のほころびがあったので、それをアーミーナイフのハサミで切ったことであった。

手拭いも、日々着用しているもので、色々な役にたつアイテムである。もちろん、手を拭くのが最大の用途であるが、温泉に行ったらバスタオルになるし、寒いときには首に巻くマフラー、怪我をした時には包帯替わりになる。以前、海外で捻挫をしたときに、湿布薬を固定するために、手拭いを裂いて巻き付けた記憶がよみがえった。

カバンの中には強力な懐中電灯を潜ませているし、トラベラーズノートには自分にとり重要な情報をひとまとめにした、アナログの備忘録を整備するし、絆創膏は、財布、パスケース、手帳、トラベラーズノートなど、様々な小物に潜ませている。

トラベラーズノートには、SIMピン、切手、SDカード、交通ICカード、お札など、さまざまな「いざというときに使うもの」を入れている。これも幸いなことに、緊急時に使用したことは一度もない。笛も、今後も使われないことを祈る。

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