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測量野帳を現場で使う人のリアル(補足)

TRIBLOG 267 測量野帳のリアル 「現場」で使う測量野帳

私は測量野帳の10冊セットを、毎回購入しています。測量野帳は、元々は文字通り測量を行い、メモを取るためのノートでしたが、罫線が方眼に変わった時から、測量以外の用途が広がったのではないかと推定します。私は、方眼箋である「SKETCH BOOK」を愛用しています。方眼のフォーマットは技術系のノートには都合が良く、図を手書きで記録することや、グラフを書くのにちょうど良いです。アウトドア、顧客の訪問先、工場の現場、移動する交通機関、あらゆる「現場」で信頼して使えるノートで、胸ポケットや尻ポケットにしっくり収まり、素早く取り出せるのが好きです。測量野帳の紙は丈夫で、インクの乗りも良いです。私はこのノートにBICのボールペンで文字を記入しています。BICのボールペンは4色のボールペンを内包しており、黒、青、赤、緑を使い分けて、ノートをとっています。

このため、測量野帳を多用していたのですが、私の職掌が少し変わったことにより、測量野帳に記入する内容が膨大な量となったため、今はB5ノートをメインに切り替えています。やはり圧倒的に紙の面積が違い、測量野帳に収まりきれなかった情報を一覧できます。「現場」に持ち出すのには嵩張りますが、情報量の多さには敵いません。ここで、ややこしくなるのは時系列の維持ですが、私は常々、年月日と時刻を、ことあるごとにノートの右端に書くこととしています。このいわゆる「タイムスタンプ」が、私にとって、情報整理の要なのです。タイムスタンプの重要性については、別の動画でも語っています。

このタイムスタンプをサポートするノート(手帳)は、仕事上では「システムダイアリー」、プライベートでは「10年手帳」となっています。各々の手帳には、その日のイベントを簡潔に記載しており、各ノートの日付と、その日のイベントを照合できる仕組みにしています。これらノート、手帳を俯瞰することで、私の記憶を補強しています。

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