子ども達から正式に(?)父の日プレゼントをもらいました。あらかじめリクエストしていた、「かまわぬ」の手拭いをもらいました。絵柄を選ぶセンスが、子ども達のキャラクターと合っており、開封したときは非常に微笑ましい空気が流れました。かまわぬの手拭いは、もう20年近く愛用しているもので、シャキッとした木綿の生地と、洒脱なデザインが気に入っています。「鎌」「輪」「ぬ」が目印になった柄(写真の右のデザイン)が代表的な「かまわぬ」の柄で、さまざまな大きさの柄が存在しますが、私は写真にある柄のサイズが気に入っています。隣の2つの柄はある意味伝統的なお洒落な柄です。中央の品は、パッチワークのように色々な柄が入り混じっていますが、かまわぬの手拭いの柄として、比較的多く見かける柄を選んでいるようです。縦縞の柄は、以前私が持っていた手拭いの柄で、この手拭いを持ってマレーシアに出張した際、膝を怪我した後にアイスバッグを結いつけるため、手拭いを切断して紐を作った記憶が蘇ります。左の「鴨」を模した柄も、かまわぬの洒落が効いているもので、亜流と思われがちな柄でありながらも、メッセージ性の高い柄だと思います。
手拭いの素晴らしいところは、機能美にあります。木綿の晒しは吸水性と速乾性に優れており、これからの暑い時期にぴったりの素材です。手拭いを広げると、横幅30cm程度、縦90cm程度の非常に大きな布となっています。生地は薄めなので、このバスタオルに匹敵するくらいの大きさの生地でも、コンパクトにまとまって、パンツのポケットに収まります。吸水性は優れており、かつ、薄手の生地の効果もあり、乾くのも早いです。化学繊維の生地で、吸水・速乾性のあるものは多くありますが、手拭いの素晴らしさは「肌触り」にもあり、化学繊維を超越する心地よさがあります。たくさん使って、たくさん洗った後の手拭いは、なんとも言えない心地よい肌触りになります。これは、使い慣れたバスタオルや、タオルを捨てられない心境と同じ、モノへの愛着心が芽生えてきます。適度に古された手拭いは、首に巻いても心地よいです。また、広い面積の布地は、アウトドアにおいてもバンダナよりも多様な使い方ができます。手拭いは簡単に割く事ができるので、紐を作ったり、簡単なフィルターを作ったり、望むサイズの布に分割できます。
さまざまな要因あり、私は「かまわぬ」の手拭いを愛用しています。
こちらは父の日にアップした動画。自分に対するご褒美のような感じで、東京駅限定のトラベラーズノートを、自分にプレゼントした時の気持ちについて動画にしました。