中古のCanon EOS M3を購入しました。実は、一度中古を購入したのちに手放しているので、これで2回目となります。前回購入したときは、ボディーとレンズを別に購入しましたが、EF-Mレンズなるものを認識しておらず、購入したレンズがボディーに装着できない問題が発生しました。しかしそれが功を奏したせいか、マニュアルフォーカスがとても快適なカメラ構成を作ることができました。検討した時の動画を、当時作っていました。
この時もかなり良い個体を中古で購入できました。マウントアダプターを込みにしても、レンズがコンパクトに収まりとても快適でした。このカメラは、WEBカムに改造して使用しており、また、外に連れ出して撮影に使っていましたが、画角が狭いことが気になったことや、WEBカムとしてはオーバースペックであったため、手放すこととしました。
その後また、EOS M3のコンパクトな形状や、写真や動画の写りが忘れられず、再度中古で購入。先述のYouTube動画で紹介したように、すっきりとしたボケ味と、深みのある色調が良かったです。
上の写真は、GARMINのスマートウォッチを撮影したもの。柔らかなボケ、ピントが合った箇所のシャープさ、深みのある色がとても好きなテイストです。
シャッターを押した後の、カメラのリアクションも好きです。シャッターが開閉した時のパシャっと音が鳴る感じが、撮影のやる気を高めてくれます。
ピントが合うまでの時間が遅く、赤外線を照射して距離を測る際に、被写体に赤色を照らす感覚があまり好きではありませんが、2015年販売のカメラなので仕方ないかなと思っています。
このカメラのさらに好きなところは、露出補正ダイアルがついていること。
露出を微調整したい時には、露出補正ダイアルを直感的に操作できるのが良いです。といっても、最近のスマートフォンはダイナミックレンジが広くなっているのと、画像の加工で露出補正をいかようにも調整できるようになっているので、撮影時にあえて調整しなくても良くなっています。
22mmの画角は、銀塩の35mmフィルム換算で約33mm。私は28mmの画角が好きなので少し使いづらいですが、単焦点レンズを使いながら、対象物との距離や画角を考えながら、対象物に近づいたり離れたりして撮影するスタイルが面白いです。
ストリートスナップを撮影する際には、画角を念頭に置いた上で、液晶画面はざっと見た上で、とにかくシャッターを押すことが良いですね。銀塩時代のカメラと違い、フィルム交換の必要がなく、メモリーカードの容量も十分確保されているので、とにかくシャッターを押すのが良いですね。
Canon EOS M3 と22mm単焦点レンズの組み合わせで得意なのは、モノを撮るときと思いました。先述の時計の写真のように、適度なボケと適度なシャープさで、モノの特徴を浮かび上がらせることができます。
F値を解放に近づけるとディテールが損なわれてしまうこともありますが、絞り優先モードにして、いくつかの被写界深度を試しながら撮影します。フォーカスは自動で合わせた後に、手動で追い込んでから撮影する感覚が楽しいです。このときは、フォーカスアシスト機能を使っています。
このカメラはかなりコンパクトに作られていますが、日常的に携帯するのには大きいので、モノのような静物を撮影する用として、ブログ掲載するための写真を撮影したいと思いました。