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散歩に連れていくカメラをどうするか

私は散歩をするのが好きで、週末にはできるだけ歩く時間を作ります。平日もよく歩いており、6000歩から1万歩は歩いています。休日は意識的に歩かないと、2000歩から3000歩に低下してしまうので、意識的に歩かないと、運動不足になります。夜快適に寝るためには、肉体的に疲れている必要を実感しており、休日は特段の目的がなくとも、ほぼ決まったルートを散歩することとしています。

この時に問題となるのが、散歩に連れていくカメラをどうするか。旅に携行するカメラはコンパクトカメラでしたが、YouTube投稿を始めてから、いろいろなカメラを試しました。ミラーレス一眼カメラ、GoProアクションカム、ビデオカメラ、スマートフォン。機種を変えては手放しを繰り返して、行き着いたところは、スマートフォンの携帯でした。

YouTube投稿の最初は、iPhone 9 を使ったことが記憶に残っているのですが、この頃のiPhoneは、動画の手ぶれ補正がほとんど効かず、歩きながら撮影すると、本当に手ぶれがひどいものでした。もちろん、歩行中の動画撮影は、どのカメラ、アクションカムでも難度の高い手ぶれ補正を要求されるのですが、自分で撮影・編集していても、見られたもんじゃないと思っていました。この時の動画の再生回数も、数が知れていました。

この動画は2019年に撮影したものであり、iPhone 9 と、FilMicProというカメラアプリを使っていました。ズーミングがうまくできるので気に入っていたアプリですが、途中で買取り型から、サブスクリプション型に急に変更されたので、嫌気がさしてやめました。

iPhoneの構え方は、片手でそのまま保持する方法や、スマートフォン用フォルダーを使って、基本的には片手で持っていました。撮影というよりも、歩くことが主目的であったこともあるので、手ぶれはひどかったです。後に、スマートフォンにおける動画の手ぶれ補正が、ハード、ソフトともに格段に向上したので、アクションカムのレベルとまではいきませんが、かなり高度な手ぶれ補正が可能となっているのは、散歩に同行させるカメラが、スマートフォンだけで良いと思った要因でした。

2019年は、コロナ禍のスタート時期だったので、外出する人も少なかったと記憶しています。また「令和」に改元した矢先の出来事につき、神社の境内に垂れ幕がかかっていたのが印象的でした。この動画の中で訪れた浅間神社は、楽寿園にほぼ隣接しており、私が富士登山を行う前日にお参りした神社ですが、溶岩が剥き出しになっている姿が印象的でした。この時はなぜか、カラーグレーディングなるものに凝っていて、動画の仕上がりに一定の色味を加えて、映像を作り込むことを行なっていました。コンパクトデジタルカメラによく付いている機能のようなもの。動画の最後の方に、いろいろな色(LUTなる色の調整レシピ)を並べてみました。

今では動画撮影のほとんどをiPhone 15 ProとBlackmagic Cam というカメラアプリで行なっており、Mac Mini にインストールしたDavinch Resolve を使って編集しています。色は特に加工していません。カメラが進化すると、動画撮影のハードルがどんどん下がって、余計な加工を行わなくとも、それなりのレベルの動画が撮影できるからです。

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