私は、誰に語りかけるわけでもなく、自分の人生を振り返ったブログを書き綴っている。読者は日本語を母国語としない方が多いのか、コメントに外国語が踊る。これはいわゆるスパム的なコメントであろうか。真偽の程は分からない。
「エッセイ」と言葉で、週刊誌や月刊誌のエッセイ、文庫本や単行本になったエッセイを思い出した。北方謙三、落合信彦、伊集院静、山田詠美(敬称略)など。前者の2人の作家に関しては、私は多大な影響を受けたと思う。この2人の文体は、若者向けに檄を飛ばすようなイメージで、しばし命令口調となる。迷える当時の若者たちは、この命令口調に触発され、新しい一歩を踏み出すきっかけとなるのだろう。北方謙三さんはこのエッセイに、(https://amzn.to/3TBR8Sb)、落合信彦さんはこのエッセイ(https://amzn.to/3x7mY1m)に影響を受けた。
流石に年齢を重ねるごとに、本のタイトルに「〇〇しなさい」などというタイトルがついていたら絶対読まないだろうし、命令口調の文章は読まないだろう。しかしながら、北方謙三さんや落合信彦さんが若者たちに檄を飛ばしていたときの年齢に、私が達した状況を考えると、若者に何かメッセージを伝えたいという気持ちがわかってきた。
私がブログ投稿を重ねるうちに、ブログを投稿する目的について考えてみると、私が経験したことから得られるノウハウを、若者をはじめとした、他の方に伝えたい、という思いがあることに気づいた。私は蓄財をせず、あらゆる物を購入して散財したのかもしれないような、人生を送ってきた。散財?の癖は流石に衰えてきたものの、自分が所有していて納得いかないものは、満足いくまで更新(買い替え)してきた。
YouTube投稿にかかる機材も、特にカメラに関してはさまざまな試行錯誤が繰り広げられ、スマートフォンやデジタルカメラ(https://amzn.to/3vtGBjS)、デジタルビデオカメラ(https://amzn.to/3vtGBjS)を購入してきた。ただし、色々検討した結果、旅の記録や文具のノウハウなどを撮影する機材は、スマートフォン(https://amzn.to/4crRP94)とデジタルビデオカメラが最適という結論となり、実は自分がすでに持っていた機器がベターであることに気づいた。購入した機器のほとんどは、売却できたものの、投資した金額は相当なものであった。
時計についても色々な迷いを経て今に至る。オメガのスピードマスター(https://amzn.to/4cy6Je4)が最初の高級時計で、そのあとはGMTマスター、シーマスター(https://amzn.to/3TUTexG)を続けて購入して、良い時計とは何かということを、そこそこ安い時計と対比せずに体感していたが、その後色々と購入した、そこそこ安い時計や、その後に登場してきたスマートウォッチを使ううちに、良いものとは何かということが、わかるようになってきた気がする。
人生においての試行錯誤も、色々行ってきたが、結局は、マレーシアで勤務した時に、かなり年配の方にアドバイスをいただいた、「流れに竿を立てない生き方」をすべきであったか、今でも考えるところがある。
さまざまな浮き沈みと、試行錯誤を繰り返した結果については、後に同じ道を歩もうとする人々には共有すべきかと考えているが、私の言い方が悪いせいか、なかなか響かない。子どもにもなかなか響かず、繰り返し言ったことは、もしかしたら実践してくれているかもしれないが、トータルでは、私の伝えたいことが5%でも伝われば良いのであろう。
これからは、私のブログの文体は、今までのようでなく(何が「今まで」なのかはよく分からないが)、私の子どもくらいの世代の人々に伝えるイメージに変えていこうと思う。想定する読者層は、10代後半から20代前半の若者だろうか。この世代は、説教は苦手で、近年の風潮では、ハラスメントととらえられかねないので、そのことも考慮しながら、ブログを書いてみたい。