TRIBLOG

手拭いにアイロンをかけることと手拭いの思い出について

久しぶりに、手拭いにアイロンをかけた。私はハンカチの代わりに手拭いを携帯している。手拭いはハンカチと比べて面積が広く、吸水性が高い。いざというときには止血もできて、包帯の代わりにもなる。首に巻いて防寒もできる。要は、手をぬぐう以外に多くの用途があるから、好んで使用しているのである。

手拭いは、洗った後にシワだらけになってしまう。そのまま使っても全く問題ないのであるが、アイロンをかけた後の肌触りは最高で、ポケットへの収まりも良い。何よりも持っていて気持ちが良い。なので時々5~6枚の手拭いをアイロンがけするのだが、最近はこれをサポっていた。

今日は久しぶりに手拭いをアイロンがけした。アイロンは最も高い温度に設定して、シワを取るとともに、水分を飛ばし、殺菌も目的としている。今回も5~6枚の手拭いをアイロンがけしながら、様々な柄の手拭いを眺め、これを入手したときの背景を思い出す。

スノーピークのバーナーがプリントされた手拭いは、ポイントカードの特典だった。スノーピークは2011年から色々な道具を買い集めたので、手拭いはポイントカードで頂けたものだった。スノーピークの道具たちは、一昨年ごろに、ほとんどを手放してしまったが、2024年に入ってから、バーナーとクッカーを再度購入した。

次の手拭いは、富士山の頂上にある売店で購入した手拭いだ。富士登山は2010年から2019年の間に毎年登り、シーズンによっては2回登った。4つのルートから登り、吉田口は富士通のバスで降りた場所から頂上まで登ったこともあった。この手拭いは1回目か2回目の登頂後に購入した。

次は、月の満ち欠けがプリントされた手拭い、近所にあるオーガニック系ショップで購入した。ここでは、コットン性の肩掛けカバンも売っていて、今は亡き父親にも購入してプレゼントした。このカバンは、葬儀の時の思い出の品として、葬儀場に展示していた。

次は近所の神社で購入した、特別な柄の手拭い。エンジ色に近い赤と、白とのコントラストがきれいな文様で、出張の時に必ずと言ってよいほど携帯した手拭いであった。今回アイロンをかけた際に、うっすらとカビの匂いがした。そういえば出張の頻度は、コロナ禍を境に激減した。

最後は、「かまわぬ」の手拭い。私は「かまわぬ」が最初に集めだしたきっかけであり、手拭いを使い始めた当初は、ほとんどが「かまわぬ」の手拭いであった。手拭いは、よほどの使い方をしない限り長持ちするので、少しずつ溜まってくるのだが、意外と「かまわぬ」以外の手拭いが多かった事実に気づけた、アイロンがけであった。

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