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測量野帳の魅力と「現場主義」について

測量野帳語り TRIBLOG 233

測量野帳とは、コクヨが販売する、コンパクトで表紙が硬いノートである。私はある方のブログでこのノートの存在を知って以降、「現場」で活用している。

測量野帳は、文字通り測量用に作られたノートで、外で素早くノートを取ることに適したノートで、ポケットに入るサイズ、渋い緑色の硬い背表紙、丈夫な紙により、コンパクトに携帯でき、すぐに取り出せて、立ったままでも筆記できるのが良い。

私は測量野帳を「現場」で記録を取るためのノートとしている。「現場」とは、一般的には工事現場、建設現場、製造現場を指すのであろうが、加えて、お客様との対面現場、親子との対面現場など、1次情報を得る場所はすべて「現場」ということができよう。

測量野帳は、全体の筆記する面積が通常のノートと比べて狭いので、頻度よくノートを取る場合は、1ヶ月も経たずノートがいっぱいになってしまう。近頃の文具店には、測量野帳を売っているコーナーが少なくないのだが、私はまとめ買いしておき、測量野帳の枯渇に備えている。

測量野帳は、鉛筆、ボールペン、万年筆ともしっかり受け止めてくれる紙で、マジックで記載しても、裏移りするものの、筆記に支障がない。私は、4色ボールペンを使うのが好きで、筆記するためのルールを決めて、測量野帳に筆記している。

「現場」には、測量野帳がよく似合う。このノートには、よりハードな現場で使えるよう、カバーも別売りされており、私は愛用している。カバーの入れ方にはコツがあり、背表紙を反対に折って差し入れると、比較的スムースにカバーをノートに被せることができる。

さまざまな「現場」で、測量野帳を使ってみてください。

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