TRIBLOG

10年手帳の運用と過去の振り返りについて

私は10年ほど前から5年手帳を使い始めて、2冊の5年手帳を使った。3冊目は10年手帳を導入した。歳をとるごとに、時間の経過が早くなるのを感じており、振り返った時に時間が圧縮されていることを感じるので、今回は10年手帳を選んだ。

5年手帳や10年手帳を使うメリットは、記録が充実するたびに、その日に起こったイベントを振り返ることが楽になるからである。デジタルで管理したら検索も可能になるのであろうが、私はデジタルによる出来事の記録を信頼していない。

振り返ると、シャープのザウルスという電子手帳や、Lotusのorganizerなど電子デバイスへの出来事記録をなん度も行ってきたのだが、ことごとく記録が消えてしまったからである。電子データは、プラットフォームが消失するリスクがあり、これはクラウドに保管している情報も同じと考えている。

2024年の今は、Microsoftが破綻したり、Googleがサービスを中止することは全く想像できなかろう。もちろん私はGoogleのスケジューラーを活用しているし、仕事ではMicrosoftに全面的に依存している環境で、業務にあたっている。

しかし個人的な記録は、紙に刻んでいる。もちろん、大規模災害が発生してしまったら、これら紙の記録が消失する可能性もあるのだが、紙をめくる感覚が良く、おそらく私の脳には、紙に記録するときの光景が保存されているのだと思う。

これらの手帳を振り返るときは、年に数回あるくらいだが、私がリタイアしたら、もう少し振り返りの頻度が上がると考えている。

10年手帳はA5サイズのもので、1日あたりの記載スペースは3行分しかないのだが、これで十分である。私生活のイベント、仕事のイベント、買ったものや読んだ本、行ったところなど、箇条書き程度に記録する。記録するタイミングは毎日決めておいた方が良く、私は夜寝る前か、朝起きた後に記入している。

記録する情報は、自分が最も興味を持っている事柄を、日々書くと役立つ。フォローしている株価、自分の体重、歩いた歩数など、簡単に書ける内容が良い。記入スペースは固定した方がよく、振り返りが行いやすい。

後で振り返った時に感じたことは、色を変えるなどしてコメントを記入して、記入した日付を書くと良い。当時考えていたこととのギャップや、自分の成長などを感じることができる。

動画にまとめてみたのだが、十分ではないので、このブログにブログに補足していきたいです。

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