TRIBLOG

新調した寝袋と洗濯の後悔

寝袋を新調した。ナンガの、アウトドアショップとのコラボ商品。寝袋の膨らみ方が素晴らしく、長らく寝袋入れに圧縮されていた寝袋が、開放されて伸び伸びと膨らんだ後に、昨夜の私の眠りを支えてくれた。

ナンガの寝袋は10年近く前のものを使っていた。何度か洗濯してはロフトを回復させていたのだが、前回の洗濯にて、いわゆる「オキシ漬け」して洗った後、ロフトの回復が弱くなっていた。20年近く使っているダウンジャケットも、同様にロフトの回復が今ひとつであった。今回の洗濯を後悔している。

ナンガの良いところは、家庭用の洗濯機で洗濯できることである。確か、ナンガのホームページなどでも謳っていたと思う。最初は半信半疑で洗濯して、物干しに干している時に、干物のようにしぼんでしまった寝袋をみて後悔したものの、太陽の光を吸収してロフトが回復した時は感動した。以降、何度も洗濯を行ってはロフトを回復してきた。

今年の冬は、それほど寒くはないが、私の耐寒性能が落ちていることと、家族に風邪を移したらまずい状況につき、今シーズンは初めて、オイルヒーターと電気毛布をセットで使用していた。時々暑くなりすぎて、気付いた時には寝袋から脱出していたのであるが、風邪を引くこともなく、健康に冬を乗り切れている。

昨日の就寝時は、オイルヒーターも電気毛布も使わずに寝てみたが、寒さを全く感じずに、快適な就寝ができた。寝袋に足を通した瞬間の、分厚い空気層が心地よかった。

しかしながらロングサイズを購入したが、私の身体をいれると少し窮屈であった。今は完全に寝袋に入ることをせずに、肩から上は寝袋の外に出して寝るスタイル、腕を出してスマートフォンをいじれるスタイルで寝ているので、あまり不便を感じないのだが、完全に防寒するスタイルだと、結構きつい。

あと、首周りのバッフルが無いことにも気づいた。この商品は登山のガチ系用ではなく、フェスなどで使う仕様とのことで、凝った外装色が売りのようであるが、バッフルが無いのは、首元に冷気が入り好ましくない。それなので新春セールを行っていたのだろうか。耐寒温度マイナス4℃(快適温度か極限かは忘れた)にしては、造りが甘かったと思う。これはショップ側のリクエストであったと推定する。

この新規寝袋は、将来的には車中泊用に活躍させようと考えているので、運用において不安はあるものの、家族用として考えれば十分なスペックであろう。家族に渡す時には、洗濯することが必須であろうが、「オキシ漬け」は辞めておこうと思う。

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