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物理ボタンがあるスマートウォッチは使いやすい

スマートウォッチは、物理ボタンが多いほうが好きだ。今使っているGARMINのスマートウォッチは、物理ボタンが5つもあり、非常に有効にボタンを使っている。

アップルウォッチは、回転するボタンと押しボタンがあり、回転するボタンはスクロール機能が備わっている。GARMINの場合は、UP/DOWNボタンがそれぞれ割り当てられている。ボタンを1回押すごとに画面が一つ変わるのは、非常にシンプルで誤認識しない。また、決定ボタンと戻るボタンが別にあるのも良い。

GARMINの次にボタンが多かったのは、Pebbleの4つボタン。これは、Pebble Time の時代のボタンに、「過去」と「未来」を割り当てていたのが斬新だった。履歴と予定をボタンに割り当てて、時の流れを認識できる時計だった。

Pebble は、Fitbit に敵対的な買収をされてしまい、Fitbit は Google に買収されてしまったが、その後のFitbit 製品、Google 製品ともにボタンが激減した。物理ボタンが減るのは、実はスマートなことではなく、時計には物理ボタンがあったほうが使いやすいので、私はPebble の設計思想を支持する。

物理ボタンは、手探りで機能を呼び出せるのが良く、歩いているとき、走っているときなど、活動している時に、画面に集中しなくて済む。スマートウォッチは、スマーフォンより画面が小さいので、より集中して操作しないと、機能を呼び出せないし、誤動作してしまう。活動中によそ見をするのはとても危なく、例えば山歩きしている時に余計なよそ見をしたら、転落の危険が高まる。

GARMINのスマートウォッチは、ボタンが多い分、2つのボタンを同時に長押しした際の機能も、割り当てることができる。これも良い。結局、ボタンを押すことの機能は、5つのボタンを押したとき、5つのボタンを長押ししたとき、2つボタンを同時に長押ししたときの4種類の組み合わせ、合計14個の機能を呼び出すことができる。

さすがに14個の機能を使いこなしてはいないが、日常にGARMINのスマートウォッチが溶け込んでいる最大の理由は、この物理ボタンにある。

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