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眠気を誘う動画の効用「寝落ち動画」

私の動画は、眠気を誘うことが分かった。

動画編集後、YouTubeにアップロードして、寝転がりながら、動画のチェックをスマートフォンで行っている最中、思わず寝てしまうことが何度もあった。これは、私の初期の動画にて多く起こった事象であった。

私の初期の動画は、毒にも薬にもならぬ「散歩動画」で、スマートフォンやGoProを手で持ちながら、散歩している時の風景を主観で撮影し、この動画に、動画とほとんど関係のないナレーションを、字幕で入れることをしていた。この動画は、20分程度、長くて1時間程度も続き、字幕は延々と入れていた。これら初期の動画は、視聴回数が3桁になったことは1つしかない。

これら散歩動画は、ポジティブに考えたところ、夜寝られないときに見ていたら「寝落ち」してしまう動画だと考え、眠気を誘う動画を「寝落ち動画」と名付けた。皆さんも夜寝る前にスマートフォンを眺めてしまう癖があるかたも多いだろうが、スマートフォンを寝る前に眺めると、一般的には寝られなくなってしまう。焦って寝られず、悶々とするまえに、「寝落ち」する動画を眺めると、知らないうちに寝てしまうことを、これら動画で目指した。

といっても、意識的に眠るようなコメントや風景を入れるわけではなく、淡々と散歩の動画をアップするのだが、ここでふと思い出すことがあった。私が話をしたりプレゼンしたりすると、聴衆は寝ることが多くなることを。

私はのんびりとした口調で淡々と話す癖があるのと、おそらく話す内容がつまらないので、プレゼンテーションで発表すると、皆が眠ってしまう。私の音声の音程も寄与しているのかもしれない。この事象も前向きにとらえ、「寝落ち語り動画」をアップすることとした。

正直なところ、再生回数はそれほど伸びているわけではないが、一つのシリーズを構築して、なおかつ散歩しなくても動画(ほとんど静止画に近いのだが)を収録できるので、今後こちらのほうをアップしていきたいと思う。

もともとは、今後の生配信を想定しての、しゃべりの練習として語り動画を企画した。なので、生配信している最中に、視聴者の方が寝落ちしたら、困るかもしれない。退屈な先生の授業のように、一方的に私がしゃべって、視聴者の方々が皆眠ってしまう生配信、「寝落ち生配信」が生まれるかもしれない。それはそれで、新規のジャンルで、一定数の需要があるのだろうか?

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