私の友人が、クルマの足回りに関する小改造を行ったと、連絡してくれました。そして、いくつかのやり取りをするうちに、私はクルマにこだわらない人生を送り、安堵しています。クルマにこだわると、際限なく出費がかさみそうだからです。
私は、クルマに関しては結婚前に乗ったニッサン・サニー、結婚後に乗ったトヨタ・ヴィッツ（１代目）およびトヨタ・ヴィッツ（２代目）のみが「車歴」であり、実にシンプルであります。最初のサニーは貰い物。最初のヴィッツは結婚祝いで貰ったもの。次のヴィッツはローンで購入して、もう18年近く乗っています。ディーラーで定期点検と車検をするのは高価かもしれませんが、今でも何の問題もなく走ってくれています。
クルマ以外のモノに関しては、本当にあれこれ彷徨ってきました。会社に入ってまずこだわったのは、腕時計。以前の投稿でも書いたのですが、まずはオメガ・スピードマスター（https://amzn.to/3PPeB0R）を量販店で購入しました。30年ほど前は、今ほどこの時計の価格は高騰していませんでした。今のスペックは把握しきれていませんが、昔のスピードマスターは、風防にミネラルグラスが使われ、傷つきやすい代わりに再研磨しやすい構造になっていました。狭いコックピット内で着用することが多い時計なので、このような仕様になったとどこかで知りました。
次にシーマスター（https://amzn.to/3J8wLqE）。これはマレーシアで購入しました。ダイバーズウォッチをランカウイ島の海で着用しながら、透明な海に潜った思い出が頭にフラッシュします。もちろん、ヘリウムエスケープバルブは、一度も機能を果たしていませんでした。シーマスターは、その後GMTのバージョンが出たので、地元の百貨店のテナント時計店で購入。その後24時間時計、多機能デジタル時計、スマートウォッチと転々として、最後（？）はガーミンのスマートウォッチ（https://amzn.to/4cIi9Mq）に落ち着きそう。
パソコンはIBMのPCから始まり、ThinkPadを数台、2002年ごろからOS X のUIが気に入って2017年ごろまでiBook G4、iMac、MacBook Proと立て続けに購入。その後またWindows PCが必要となり、IBMからブランドを買ったLenovoのPC、動画編集を始めてMac Mini。その他諸々。おそらく3年に一度は買い替えていたであろうと思います。
スマートフォンはiPhone 4。あとはSIMフリースマートフォン。freetelなるスマートフォンのあとは京セラのタフネススマートフォン、LEICA監修のカメラが搭載されたHuaweiのスマートフォン、Windowsフォン数台、iPhone 7と9と15 Pro。Google Pixelは 3XL、5a、6、7 Proと渡り歩き。その他諸々。
カメラは就職後購入したミノルタのα何とか、オリンパスのミュー、中古で買ったコンタックス（一眼レフ、コンパクトカメラ、戦前の東ドイツ製）、初代GRD 、リコーのcaprio、パナソニックL1、パナソニックのコンパクトカメラ諸々、ソニーのVLOGカメラなど色々。
カバンはゼロハリバートンのスーツケース、サムソナイトの書類カバン、リモワのキャビントロリー、ビジービーバーのカバン諸々、中古の革製TUMI、諸々、諸々。
手帳はシステムダイアリー、ファイロファクス、フランクリンプランナー、隂山手帳、ほぼ日手帳などなど。しかし、クルマだけは興味を持ちませんでした。
私にとってのクルマは、最初に赴任した土地で必要な「移動のための道具」であり、趣味や居住空間にはなりませんでした。このことが、私を救ったのかもしれません。私がクルマにこだわってしまったら、際限がなかったのではと考えているからです。
私は自分が使うモノに対して、機能やフィーリングに対して満足いかないと、違うモノを探し、購入してきました。幸いだったのは、最初に購入したモノは、品質の良いモノが多く、次なるモノへの探索が止まりやすかったことです。しかしスマートフォンと手帳は、結構大回りしていた気がします。結局スタート地点に戻ってしまったようです。スマートフォンはiPhone（https://amzn.to/4atvPti）、手帳はシステムダイアリー。
クルマについては、ほぼトヨタ・ヴィッツ一択。この先、リタイアしたら軽バンを買うかもしれませんが、今乗っているヴィッツは、できるだけ長く乗り続けたいと考えています。