私は電車内で読書をするのが好きだった。最近は、電車内の時間の過ごし方は殆ど、スマートフォンを見てい他のであるが、また紙の本を読む読書について見直し、本を読み始めている。
電車の中での読書は、座席に座りながら行っていると、心地よい揺れや、軽い疲れにより、うとうとすることも多い。こんな時は読書を中断し、頭を休ませている。本を落とさないように、呼んでいたページに指を挟みながら、電車の揺れに任せてまどろんでいる。
電車の心地よい揺れは、新幹線よりもJR線の方が良い。心地よい振動の周期が、身体に何かの安心感を持たせるのであろう。振動といえば、最近の新幹線の振動がとても気になる。以前は、テーブルの上に乗せたPETボトルが揺れなかったのだが、最近は変な揺れを感じる。
電車内の読書は、時間が区切られていたり、そこそこ良い照明を得られるため、結構快適だ。周囲のノイズも、集中するのにちょうど良い。kindleでも読書することがあるが、紙の本のほうが集中しやすい。紙の本は、読書の進捗が直観的にわかりやすく、神は、外光に対して適度な反射をするので、集中を妨げることは少ない。
旅に持参する本は、文庫本か新書が多い。カバンの中を占有しないので携帯しやすいことや、片手でも本を持ちながら読書できることも良い。以前は電車の中で立ちながら読書をしていた。慣れてくると、片手で文庫本を持ちながら、ページを繰ることも出来る。
kindleなら、何百冊もの本を携帯することができるのであるが、紙の本はせいぜい3冊くらいであり、これも良いかもしれない。長期に渡り旅することは無くなったので、日帰りを想定すると、1冊あれば十分である。旅の途中で読む本を選ぶのも、旅の楽しみである。
旅先で見つけた本屋に入るのも楽しい。時々、買いすぎて鞄が膨らみすぎてしまうけれども。そして、購入した本を、袋から開けて、そそくさと読み始めるのが楽しい。